9月23日(日)メンバー:SとKさん
小指と肩を痛めてクライミングを伴う山行をガマンしていたが、辛抱できず「軽い沢登りなら行けるやろ!」とウツロ谷へ出かける。車2台が駐車しており先行者がいるみたいだ。このとろろの雨で水量は多いが、天気は上々。F1の右側にはトラロープが固定してあったが、いつもどおり胸まで浸かり左側を登る。水は比較的温かい。F2で先行者に追いつく。3名でパーティーで、滝の右側を楽しんでいる。いつもは水流右のきわどいルートを楽しめるが、水が多くて登れない。右側のルンゼを少し登ってから落ち口へ巻いて登る。
この谷最大の20m滝は、いつものとおり右のヌルヌルを登る。いつ登っても気持ち悪い。今日は、Kさんがトップで登る。少し不安はあったが安定した登りで難なく登る。随分上手くなった。私は、右手に力が入らず、ホールドがうまくつかめない。さらに左手の小指が使えず、四本の指だけで登るが、力が入らず不安定で恐ろしい。以前「ヤクザが小指を落とすのは、ドスが使えないようにするため。」と聞いたことがあるが、そのことが理解できた。小指が使用できないとキーボードを打つときでも、Aが打てない。さらにコップなどを上手く持てない。しっかり四本の指でつかまないと落としてしまう。普段小指について意識したことがなかったが、やはりないとすごく不便なものとわかった…アックスを握るまでに早く治そう…。
あと10m前後の滝がいくつか続くが、念のためロープを使用したりしながら進み、明王ノ禿から赤坂山に続く稜線に飛び出す。
この谷は、極単に難しい滝も、詰めのヤブ漕ぎもなくすっきりしているので、いつ来ても楽しい。赤坂山山頂は、前日の雨にもかかわらずたくさんのハイカーで賑わっていた。 S記. Photo K
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