2023年5月15日月曜日

飛騨 荒城川支流「木地屋谷」沢歩き

5月13日(土) メンバー:SY・SO・AS

 薄ら寒い新緑の木地屋谷は、膝上まで濡れることはなく、この季節にもってこいの沢登りではなく「歩き」のルート??

 例によって3時出発、高速をケチるのはシンドイ…と思いきや今日は土曜日。そんなに急ぐことはなかった…沢も2~3時間程度だし。

 前回は二股から上流だったけれど、今回は下流部の綺麗な部分。横に林道があり何の心配もない気楽な沢歩き。適当な場所から沢に降りる。

 一面にスラブが広がり川幅いっぱいに白い泡を立てた水が流れ落ちている。新緑の薄緑と水の流れが調和し、ホントに美しい。

 技術的に何の問題もない滝をいくつも越えていくと、昨年入渓した見覚えのある場所に着く。時間も早いがここで打ち切る。ここから林道を下るが慣れか、昨年より早く感じた。

 早速「えびすの湯」目指すが、開店にはまだ2時間余りもある。衆議一決、隣にある「十二ヶ岳」に登りに行くことにする。地図ではほとんど上まで林道が続いている。4WD、行ける所まで行け!!と登ると、1200m付近まで登ってしまった。あと100m余り、もうけた!と、ゆっくり新緑の山を楽しむことにする。

 山頂から北アルプスの12山が展望できるところから十二ヶ岳と言うらしいが、今にも雨が降りそうな今日は、展望台からでも焼岳、笠、黒部五郎、北ノ股岳くらいしか見ることができなかった。

 もちろん温泉は「えびすの湯」と、下ってきたら満員御礼!残念! 少し離れた飛騨古川にある「しぶきの湯 遊湯館」で暖まる。

 今回もお土産は、コシアブラと谷の林道脇で採ったコゴミ。天ぷらと酢味噌か辛子マヨネーズ和えで食ったらウマい!!

               谷いっぱいの流れ
スラブが美しい
                新緑と滝の調和
                楽しい沢歩きが続く
             広いナメと新緑の林(魚の影は薄い)
 北アルプス黒部五郎岳方面

2023年5月5日金曜日

大峰奥駆け 葛川トンネル~行仙ノ宿~上葛川

 5月5日(こどもの日)

メンバー:SO・SY・YH・AS

 こどもの日。天気予報にごまかされず、大渋滞にも遭わない、地震にも遭わず(これはあと??)、遠出を敬遠する方が正解と、いうことで出かけた大峰奥駆け。今回は葛川トンネルからの往復…かなりしんどそう(-_-;) 出発が7時と、少し遅かったが「一番の難所(交通の便)」と思われるコースが終わるとなると嬉しい。

 いくつかの上り下りを繰り返し、このコースの難所(シンドイ場所)と思われる地蔵岳へ。ホントにシンドイ…小さなピークがいくつも続く。岩場が続くのは面白いが、上り下りはイヤダ!思いの外時間がかかる。

 地蔵を過ぎて笠捨山の登りにかかる。標高差200mはキツい。山頂から行仙ノ宿までは、ほぼ下りとなるが、やはり上下が多い。巻き道があるようだが、それを使うと奥駆けをサボルことになるのでヤメる。やっと着いた行仙ノ宿は、地元「新宮山彦クラブ」が奥駆道と同様に大切に手入れをされていて、登山者にとっては「オアシス」的な存在だ。

 簡単な行動食を摂り、元来た道を引き返す。笠捨山、ここはやはり巻き道をズルして葛川越えに出る。さらに時間短縮を図るため、葛川の谷に沿って残っている「天誅組」縁の杣道を利用して上葛川の集落に下山する。

 何年か前、葛川を遡行して下った時は、歩きよい道であったが、今は桟道の上流部分は荒れて不明瞭である。しかし、杣道を支える10mを越える手積みの石垣などが、随所にその名残を残している。

 上葛川からは車道を辿り、トンネル手前のバス停「玉置山登山口」付近から1/2.5万図にある道を登り奥駆け道に出るが、登山口の入り口から中腹くらいまでは全く道らしいものがなく不明瞭なため登らない方が良い。高低差約120mを登り、尾根伝いに車を駐車した場所に着く。

               はるか遠くに釈迦ヶ岳
              シャクナゲとツツジの嬌艶
                葛川沿いの杣道
            地蔵岳には、こんな岩場がいくつかある
                  地蔵岳





2023年5月1日月曜日

北ア 西穂岳 独標

3月19日(日曜)
メンバー:SY・SO・TS・AS・TK

 西穗高の独標までは、雪山をリードできるリーダーがいれば初心者も含めたパーティーでも登山が可能な範囲である。少しでも雪山になれるため、「短い積雪期を少しでも有効に利用したい。」と理由を付け出かける。

 新穗高に着いたのは7時半過ぎというのに、ゴンドラ駅には長蛇の列ができている。2便目(9時15分発)、満員のゴンドラに乗り西穗高口駅へ。風はきついが、雲一つない天気にウキウキ!早速、準備を整え出発。観光客が登山指導所がある辺りまでうろうろしている。そして「この道、何処へ行くんですか?」??「早よ戻らな、えらい目に遭うで!!」

 急な登りを終えると西穗高山荘に着く。休む間もなく独標目指して進む。以前来たときは強風とガス、アイスバーンの大雪面に不安を覚え、丸山の先から引き返したが今回は大丈夫だ。アイゼン歩行も当時より安定している。

 独標が近づくにつれ多くの登山者と出会うようになる。
 独標の登り、マア!いろんな人が登ったり、下りたりしている。中でもガイド登山が目立つが、こんなところで何人もを1本のロープにつなぎ、同時に登下降している。ロープは、気休めか?時間短縮か?2人くらいならそれも良かろうが一人スリップすれば、み~んな岳沢。ああ、恐わ!私にはできない。

 登り終えた頃からガス出だして、奥穂や前穂が見え隠れするようになった。あまり良い天気なので上昇気流が冷やされて雲が発生する…夕方になればなくなるが…。おかげで幻想的な写真が撮れた。
 あんまりノンビリ登ったため、ゴンドラ最終便に間に合うか心配になり、下りは少々急がされた。(下りのゴンドラは空いていた。)

前穂と明神岳Ⅰ~Ⅴ
             ガスの晴れ間に雪面が光る
独標の登り(ロープを固定しておく)
                 独標の下り
              前回は、先の大斜面で引き返した
                快晴の西穗高稜線

北ア 上高地~槍ヶ岳~双六池~ワサビ平

23年 8月4日(金)~6日(日) メンバー:S.F  S.N  T.S  E.M  K.M  M.H  S.Y 4日 平湯からうまく1台のタクシーで上高地入りする。まだ観光客が出ていない時間なのでよく空いていて、気持ちが良い。木洩れ日の中、槍ヶ岳目指して出発。         ...