パンデアイスパーク 雪岳山トワンソン滝
1月26日~29日(天候:4日間快晴)メンバー S.Y T.Y R.Y T.K
アイスクライミングがうまくなって安全に楽しめるよう、持久力と筋力・登るフォーム、それに度胸を鍛えようと100mの人工氷瀑のある韓国「パンデアイスパーク」と、300mの大滝がある雪岳山へ行く。
26日 関空では、見たこともない大混雑の中を出発。仁川まで迎えに来てくれた友人Sさんの車に乗り、自宅まで行く。夕食は、奥さんが作ってくれた韓国家庭料理のプルコギのごちそうを味わう…うまかった。
明日からの予定を打ち合わせして、早々に寝る。
27日 早朝、3日間我々に付き合ってくれるSさんと合計5人で、100mの人工氷瀑があるパンデアイスパーク(地元が力を入れておられる)に向かう。
パンデは暖冬で氷の発達が遅れていたが、本日が登攀解禁日とあって多くのクライマーで賑わっていた。
早速登り始めるが、韓国コーロン登山学校の講師をしている友人の「Iさん」の指導もあって(彼は韓国語、私は日本語で、お互いに何を言っているのかわからない。Sさんが通訳をしてくれる)、みんな少しは自信がついたようだが疲れてくるとフォームが崩れる。私も30mがうまく登れない。2019年には100mがそんなに苦労せず登れたのに??…年かなぁ…。みんな、日本では長い距離を体験したことがないからよい体験となるだろう。
明日は雪岳山のトワンソン(ポッポ=滝)へ行くので、登山口まで移動する…その間、夕食を食べたか食べなかったか??…忘れた。
28日 宿近くの食堂が7時から開店ということで、豆腐料理の朝食を食べに15分ほど車で走る…等々していたら出発が8時40分になってしまった。随分遅いがトワンソンまで行く。トワンソンは地元でも有名な滝で、展望台まで行く歩道が整備されていた。
歩道を離れて沢筋を徒渉や高巻きを繰り返しながら1時間30分程登ると、下部100m滝が見えてきた。これを登るために過去2回来たが、大雨が降ったり、アプローチが危険で入山できなかっりして、今回初めて到達することができた。
100m滝は、時間も遅いので誰もいないが200mの大滝には、6名ほどが取り付いている。Sさんがトップを行くというのでとりあえず下部滝を登ってみる。100mロープと80mロープの2本で3人がアンザイレン。あとの2人はロープがないのと登攀時間を考えると登るのは無理と判断して、取り付きでフォローする。
トップが到着すると100mロープが10m弱しか残っていない。80mロープで大丈夫かと思ったが、やはり無理で3人目が20mほど登る羽目になってしまった。そのうち上部200mを登ったパーティー5人が下山してきた。100m余りのロープを4本持っている。下部だけでもと思ったのが「甘かった!」
懸垂下降も80mロープでは10mほど足らず、少し登って短いロープを引っ張りに行き、何とか安全な場所まで届かせた。全員が取り付きに揃ったのは14時頃、駐車場に着いたのは16時過ぎになってしまった。…今回の教訓:ロープとギアは十分に持参!
束草(ソッチョ)で夕飯を食べて、ソウルへ帰ったのが23時を回っていた…みんなお疲れ!
29日 ブンカン山(インスボンがある山)へ行く予定をしていたが、昨夜遅かったので「止めとこう!」となり、諦めてSさん宅でノンビリして水原(スオン:「李」という王が造営したお城がある。韓国ドラマ「イサン」参照)の温泉に行き、仁川空港まで送ってもらう…この4日間、Sさんには大変お世話になった。よく日本へ来られるので、北アなどみんなで一緒に登りたい。 記.kamemaro
パンデアイスパーク
右から40m100m60m30mの人工氷瀑
100mを背に
約10人が取り付いているのが確認できる
あばら骨付肉の煮込み
韓国家庭料理のプルコギ(友人宅)
いつ見ても綺麗な山 右のピークの左下コルまでゴンドラがある
トワンソン滝上200m 下100m
下部100mを登る友人
トワンソン滝全景200mの右下部に100mが見える
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