2022年9月15日木曜日

新潟 八海山






9月10日~11日 

メンバー:L.Y   O・ K

10日朝 眠い目をこすりながら1番のゴンドラに乗るため急いで準備をする。

10分ほどで約1100mのゴンドラ終点に登り、ゆっくりと歩き始める。ここから八海山の小屋がある千本桧までが結構長くしんどい。いつものように焦らずにゆっくりと歩を進める。ゴンドラで一緒だった人たちや次のゴンドラで登ってきた人たちに次々と抜かれる。「心配せんでもええ。山頂へ着いたら我々がトップや!」と言いながらのんびりと歩く。薬師岳のきつい登りを登ると八ッ峰の一番目のピーク、地蔵岳が鋭く見える。千本桧小屋でハーネスを着け、準備をした後、ゆっくりと休むことなく地蔵岳の登りにかかる。山頂、誰もいない。やっぱり我々がトップになっている。「こんなもんなんや!」と。

ここから地蔵の山頂で一緒になった長岡市の女性と一緒に残りの峰を縦走する。今回のメンバーではロープなしで登れたため約1時間で八ッ峰を通過する。時間に余裕があるため八海山の最高である入道岳まで往復して、八ッ峰の迂回路を通って元に戻る。終日ガスってはいたが、時々ガスの合間から八海山主稜線が望めたり、魚野川流域の展望も目にすることができた。

入道岳で長岡からの女性に別れを告げ先に下山にかかったが、途中でサッサと抜かれてしまった。そこそこ山慣れしている人は、今日出会った大勢の中でこの方一人であった。

小千谷の駅前で夕食を摂り、土地勘のない渋滞した道を右往左往してなんとか花火見学によい場所を確保する。最後の四尺玉を見て、22時過ぎの終了まで観覧する。花火が終わったら、もう車のラッシュ地獄。身動きがとれない。地元のおばさんに、「何でまた京都から?気をつけて帰りなさんや!」と送ってもらっても身動きできない。しばし、車の中で休憩しょうと言ったまま、目が覚めたら0時を回っていた。次の目的地に近い場所で過眠しょうと車を走らせたが眠気がそこまで持たず、すぐ先の高速道路の側道で寝てしまった。

11日朝、明るくなったようなので仕方なく起き上がり時計を見ると6時前??ワァ-!寝過ごした!運転席の窮屈な姿勢でも、余りにも心地よく寝ていたのでうかつだった。これから米子沢を登り、京都まで帰るのは難しいので、帰り道にある海谷山塊の駒ヶ岳へ行くことにする。

登山口にある公営キャンプ場駐車場へ着き、朝飯(カップラーメン)のお湯をガスで沸かしていると、軽トラに乗ったオッサン(たぶんキャンプ場の管理人)が車から降りるなり「ここで火を使ったらダメだ!そこに書いてあるだろ!」 ハゲた看板をよくよく見ると、そんなことも書いてある。「駐車もダメだ!ここは登山者の駐車場ではない!キャンプするための駐車場だ!登山者の駐車場はこの下にあるヘリポートのところだ!」まだ1台も止まってないのに頭越しに怒鳴ってくる。いっぺんに気分が悪くなって、サッサと登山道に入るが両側から夜露に濡れたススキなどが覆い被さりドボドボに。さらに追い打ちをかけたのがススキの花粉。雨具のズボンが付着して黄色くなる。「後ろから見ていたらモアモアと白い花粉が飛んでる!」と…そのためか鼻水が流れてくるし、目がかゆい…おまけに道は草だらけで足下が見えない。岩はぬれていて滑る。「あのオッサン、あそこで一日中テレビを見て給料もらってるんなら、少しづつでも草刈りをしろよ!」と腹が立ってくる。

ハシゴの架かる岩場の所まで登ったが3人共、我慢の限界。「帰ろう!」で衆議一決。下るのは早い。たちまち駐車場に着いて、「うまい飯でも食おう!」と氷見漁港に立ち寄り帰路についた。キャンプ場のオッサンの登山者に対する言動も尾を引いていた。海谷の駒ヶ岳へ行くときは気をつけてください。 5月末から6月くらいなら花も多いし、草の背も低いですよ。

北ア 上高地~槍ヶ岳~双六池~ワサビ平

23年 8月4日(金)~6日(日) メンバー:S.F  S.N  T.S  E.M  K.M  M.H  S.Y 4日 平湯からうまく1台のタクシーで上高地入りする。まだ観光客が出ていない時間なのでよく空いていて、気持ちが良い。木洩れ日の中、槍ヶ岳目指して出発。         ...