2022年7月21日木曜日

大峰 前鬼川(前鬼ブルーを求めて)

早速水遊び
滑り台?
斜面から吹き出す地下水 冷た~い!
斜漠と岩ツツジ
前鬼ブルー(手前の岩は水中にある)
前鬼宿坊(小仲坊)

7月2日(土)  メンバー:S・K・Y

先週に引き続き、ゆるゆる沢歩きに行く。目的は、前鬼ブルーを見るため……。

ゆっくりと京都を出発したが、早めに駐車場に着く。先着パーティーが準備中である。車が3台止まっているから、すでに先行者しているパーティーもいるようだ。

黒沢吊り橋のたもとから黒沢を下り、前鬼川に合流する。大きな岩の転がる中を進むと、水量の多いこの先一番の滝が現れる。滝つぼを泳いで(以前は広い川原が広がっていた)対岸へ渡らなければ滝の全容は見えない。

滝の右側の簡単な岩場を登り滝上へ出ると、赤茶けたナメの河床が広がる。大きな滝はないが、前鬼ブルーの淵がきれいに輝く。中程まで来ると右岸の斜面から大量の地下水が流れ落ちている。この石灰岩の山脈の中には大きな地下水路や鍾乳洞があるようだ。前鬼川はここから下流はこの地下水が混じるため冷たく、上流は幾分温かくなる。

相変わらず大きな岩の間を上手くすり抜けて上流へ進むが、1個所右岸をトラバースする個所がある。そんなに難しくはないが、大きな木が倒れかかっており、ホールドが見えにくい。念のためアンザイレンして通過する

前鬼宿坊から裏行場に続く道が右岸から合流する。下山はここから宿坊、駐車場へ続く道を地蔵峠まで登り下山するが、もう少し先まで進む。

谷が左へ急カーブするところに深い淵がある。前鬼ブルーが見事なところである。時間が早いため水面に太陽の光が当たらずブルーが見えない。太陽が当たるまで泳いだりしながらしばらく待つ。

光が当たり出すと、水中にある浸食された石灰岩の模様が前鬼ブルーの水面に、何かの間違いかと思うくらい鮮やかに、きれいに揺れている(何回か来ているが、こんなの初めて!)

宿坊に続く分岐まで戻り、裏の行場(3~40m位の滝が3個所ある)へ行こうかと思ったが、以前に行った時から悪い足場や鎖場はそのままだろうと、敬遠する(次回はもう少し早く出発して、久しぶりに行ってみたい)。

前鬼宿坊(素泊まりのみ)は以前よりよく整備された宿舎となっており、テント場も明るく広い(ヒルが出るので天候に注意!!)。あとは舗装された林道を1時間弱で駐車場まで戻る。

木地屋川 荒城沢右俣 



何処までも続く滑床

いくつかの小滝もある
傾斜の急なナメ滝

6月26 日(日) メンバー:O・S・K

先々週、雨で養老ICから引き返してしまった荒城沢のリベンジである。今日は何とか天気は持ちそう。

数年前にできた丹生川ダムの左岸に流れ込む木地屋川右岸の林道を遡り、車止めまで入る。帰りの林道歩きのために靴をザックにしまい、木地師資料館跡まで林道を歩く。

ここから本流左岸にある最初の支沢に入る。出だしから緩いナメ床が続き期待をふくらませるが、最後までこの調子で退屈!!林道に出る手前で100m余り、ネマガリダケと灌木のヤブ漕ぎで「辛抱!シンボウ!」と林道に出てホッとひと一息。

林道をしばらく進み、林道と尾根の高低差が一番少ないところで、尾根を越え小さな沢に入る。この沢には、5ピッチくらいの傾斜の強いナメ滝があることがわかっているので、楽しみにネマガリダケのヤブを進む。

しかし、いくら進んでもヤブが切れない…そんなバナナ(古い!)と諦めムードで小1時間進むと、流れの先に空間が見えた。やっと着いた!早速50m2本を繋いで下りるが、ロープの先によい支点が見当たらない。しかたなく30m弱で切って、再度懸垂で下降する。沢身の両側は何処もスラブで灌木が少ない土と岩の割れ目にへばりつくように生えている。よい支点を取るにはどうしても泥壁のスラブをトラバースしなければならない。よく滑る(そりゃ!スベるワ。薄い土の下は一枚岩のスラブなんやから…)

どうにか5ピッチ目の支点を斜め下向きに生えたタニウツギの木にプル-ジクで取り、無理な体重を掛けないように慎重に下りる。最後10m余りの滝をそそのまま下りると、うまくロープ一杯で安全地帯に着いた。

その後も緩やかなスラブが続き、ひどいヤブを避けて林の中を下ると本流に出た。本流を少し下り、登りよいところから適当に右岸の林道に出る。時間は早いが、「恵比寿の湯」が待っているので軽やか?に林道を下る。

荒城沢下流部は、きれいなスラブと適当な滝、淵が続き、水遊びに最適とか??次回は水遊びに来よう!!


北ア 上高地~槍ヶ岳~双六池~ワサビ平

23年 8月4日(金)~6日(日) メンバー:S.F  S.N  T.S  E.M  K.M  M.H  S.Y 4日 平湯からうまく1台のタクシーで上高地入りする。まだ観光客が出ていない時間なのでよく空いていて、気持ちが良い。木洩れ日の中、槍ヶ岳目指して出発。         ...