6月12日 メンバー:TY. RY.他4名
打波川の支流に「よろぐろ沢」という変わった名前の沢があるという。梅雨の合間を縫って総勢6名で出かけてみた。
上小池のPに車を置く。先着が2名いたが、なんと2人とも大阪から…今日は関西からの沢屋ばかりが8名でよろぐろ谷を占拠するようだ。おまけに2人は知り合いの会社の社員、出張中の休みを利用して登りに来たとのこと。
小尾根を越えて桧沢に下りる。しばらく行くと沢いっぱいに白滝がかかる。左から越えると上にはキレイな滑床が続いている。次はどんな景色が?その上にはどんな滝が?と登っているうちによろぐろ谷の入り口を見過ごしてしまい、戻る羽目に。
気を取り直してよろぐろ谷に入るが、こちらは水量も少なく倒木や崖崩れで谷が荒れている。いくつも出てくる水量の少ない小滝は、コケが張り付いてヌメッており、小さいながら一苦労する。谷いっぱいに広がった高さ10m位のスラブの滝も同じように濡れており、取り付くこともできない。
しかたなく巻くが、両側が立っており結構難しい。とうとう最後?の滝でどちらからも巻くことができず、左へ逃げて浅いルンゼから沢を登る。登るにつれヤブがひどくなり、ヤブ漕ぎに一苦労。赤兎から三ノ峰に続く縦走路に出たときは、ホッとした。
杉峠へ向かう途中、白滝で遊んでいた大阪の2人に追い越される。彼らは、六本桧から一般道を上小池に下りると我々を追い抜いていった。さすがに早い…若い人は…。
杉峠からは、予想していたよりも明瞭な踏み跡伝いに桧谷へ下りる。しばらく下流へ進むと、朝引き返した地点に降り立ち、キレイな滑床を十分に楽しみながら白滝に着く。
白滝からは右岸に着けられた白滝観賞路らしい不明瞭な道を下山し、対岸に渡り、小尾根を登り返して駐車場に着く。大阪の2人は、もう下山したらしい。すごいスピードに驚く。記.S
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