2021年11月23日火曜日

妙高・火打山

 10月9日~10日

メンバー:SY.MH.KN.TK




9日 早朝、燕温泉へ到着し、その足で妙高山燕登山道を登る。温泉の泉源や、岩が鉄分で茶色く染まった滝を眺めながら傾斜の強い歩きにくい道を登る。光善寺池を過ぎ、鎖場を登ると妙高山の最高点に着いた。夜行で走ってきた身に、ここまでは結構辛かった。三角点のある北峰で休憩後、妙高と外輪山の間に付けられた燕新道を下る。登りよりも長く、途中、沢の渡渉ある道を「こんなはずじゃなかったのに…」とブツブツ言いながら下る。途中にある長助池周辺の紅葉がきれいでした。
10日 昨夜、共同浴場へ行きノンビリとしすぎて、笹ヶ峰のテント場についた頃は真っ暗。しかたなく車の中で寝ることにしたが、広くて寝心地はよかった。
 暗い内から歩き出し、夜明けの北アルプスを眺めながら高度を稼ぎ、火打山を目指す。途中からは結構急な登りが続く。歩きにくいトラバース道を行き、高谷池ヒュッテに到着。人が多いのに驚く。この辺り、紅葉はすでに過ぎているというのに…。高谷池、天狗の庭と草紅葉の高層湿原を過ぎ、山頂に到着する。昨日登った妙高、南には高妻山、乙妻山から戸隠山。南西方向には北アルプスが連なっている。昨日は、ガスで見晴らしが今一だったので、この晴天が儲けものだ。
高谷ヒュッテまで戻り、黒沢池ヒュッテを目指す。このコースは、全く人に出会わない。高谷池ヒュッテにはあんなに人がいたのに…。茶臼山を越える辺りから広大な黒沢池湿原が見えてくる。茶色い湿原の縁を赤い紅葉が彩っている。その向こうには妙高の山頂が…何とものどかな風景である。ヒュッテで喉を潤し、湿原に付けられた木道を進む。デコボコも登り下りもない、実に快適な道を、ついつい足早になって進む。
湿原の端から、尾根を巻くトラバース道に入り、朝方登ってきた富士見平に着く。富士見平と言っても樹木が大きくなり、富士山を見ることは出来ない。
 この辺りから下部が、調度紅葉の季節を迎え赤や黄色、薄緑色の葉っぱが、太陽の光に輝いて見える。登りには、暗くて気付かなかった山毛欅の林は、黄色く色づいているが、強い太陽光線で焼けてしまったのか、茶色く変色している部分があるのが残念だった。
今日も共同浴場で、地元の方との話が弾んだ。






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