10月9日~10日
メンバー:SY.MH.KN.TK
10日 昨夜、共同浴場へ行きノンビリとしすぎて、笹ヶ峰のテント場についた頃は真っ暗。しかたなく車の中で寝ることにしたが、広くて寝心地はよかった。
暗い内から歩き出し、夜明けの北アルプスを眺めながら高度を稼ぎ、火打山を目指す。途中からは結構急な登りが続く。歩きにくいトラバース道を行き、高谷池ヒュッテに到着。人が多いのに驚く。この辺り、紅葉はすでに過ぎているというのに…。高谷池、天狗の庭と草紅葉の高層湿原を過ぎ、山頂に到着する。昨日登った妙高、南には高妻山、乙妻山から戸隠山。南西方向には北アルプスが連なっている。昨日は、ガスで見晴らしが今一だったので、この晴天が儲けものだ。
高谷ヒュッテまで戻り、黒沢池ヒュッテを目指す。このコースは、全く人に出会わない。高谷池ヒュッテにはあんなに人がいたのに…。茶臼山を越える辺りから広大な黒沢池湿原が見えてくる。茶色い湿原の縁を赤い紅葉が彩っている。その向こうには妙高の山頂が…何とものどかな風景である。ヒュッテで喉を潤し、湿原に付けられた木道を進む。デコボコも登り下りもない、実に快適な道を、ついつい足早になって進む。
湿原の端から、尾根を巻くトラバース道に入り、朝方登ってきた富士見平に着く。富士見平と言っても樹木が大きくなり、富士山を見ることは出来ない。
この辺りから下部が、調度紅葉の季節を迎え赤や黄色、薄緑色の葉っぱが、太陽の光に輝いて見える。登りには、暗くて気付かなかった山毛欅の林は、黄色く色づいているが、強い太陽光線で焼けてしまったのか、茶色く変色している部分があるのが残念だった。
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