4月24日 メンバー:SY・SF・YT・EM・TY 他1名
岐阜の湿原と言えば天生湿原がよく知られているが、岐阜の尾瀬?と言われる「池ヶ原湿原」は、天生より広く、京都から車で4時間余りで行くことができ、十分に日帰りができる、穴場的な存在である。
前回(1昨年)は、5月中頃に訪れたが、ミズバショウには少し遅かった。今回は4月に入ってからの陽気もあるので、少し早めに行ってみることにする。
まだ芽吹きも浅い谷間を登って行くと、整備された駐車場に着く。この湿原は、亀岡駅北側の整備地区より少し狭い6haあり、岐阜県の特別天然記念物第1種地区に指定されている。5月中頃になるとズバショウが終り、続いてリュウキンカやカキツバタが見られるが、アシが繁茂し花が見えなくなるため、毎年地元の人達が草刈りをして保存を続けているとのこと。6haの草刈りには、頭が下がる思いである。
駐車場から50mも歩くと目の前にその全貌が広がる。一面白いミズバショウの花弁が広がる。湿原を一周する整備された高低のない木道を気持ちよく歩く。至る所に水が流れその脇にはリュウキンカが黄色い花をつけ、その内側にはミズバショウが広がっている。
ゆっくり1時間余りで木道を一周すると、湿原を余すところなく見ることができる。尾瀬ヶ原は、近年乾燥化と鹿の食害が増え、私が初めて訪れた頃(約00年前)の尾瀬とはずいぶん変わったように見えるが、ここではまだ新しい湿原そのものを見ることができる。しかし所々にイノシシの掘り返した跡があるのが心配になった。
近年の地球の変化を考えると、いつまでのこの湿原が訪れる人に安らぎを与えるところであってほしいと、願わずにはいられない。
かっこの良いミズバショウ水辺にはリュウキンカが多い
一面のミズバショウ
緑の中に白いミズバショウが美しい
見とれる…
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