2020年1月20日 メンバー:SY.NK.EK
真夜中、中国道を走り加西SAで仮眠する。加西から約2時間で若桜氷ノ山スキー場に到着。パノラマコースリフトを乗り継ぎ終点へ。
ここでスキーを着け、急な尾根をしばらく登ると傾斜は幾分緩くなる。左遠方に氷ノ山の山頂が見える。天気は快晴、おまけに昨日降った新雪でふかふかの雪、最高!
右手に中国山地の山々が見えてくると、傾斜は極端に緩くなり、雪原の散歩となる。三の丸の遙か向こうに山頂が見える。山頂まではいくつかのピークを越えるが、スキーは履いたままで進める。最低コルから山頂への登りは大斜面で、下りが楽しみ。
雪に覆われた山頂は、不要な部分が覆い隠されているためキレイで気持ちがよい。ちょうど下山の準備をしていたペアパーティーと会話が弾む。その中で下山路の話になり、彼らの下山コースであるワサビ谷を教えてもらう。山頂か南へ3つ目の谷であるらしい。どこを滑ろうかと思案していた我々も、ありがたくトレースの跡を滑らせてもらうことになった。
避難小屋で休憩の後、大斜面めがけて滑り込む。快適!快適!こんな大斜面久しぶりの滑降、アッ!と言う間に最低コルに着く。
ここからスキーを外すが、ツボ足では歩けたものではない。シールを貼り直し、スキーをつけて歩く。この方が随分と楽である。小さなピークを2つ越えた辺りで、右にトレースがある。地図で確認したあと、3人分のトレースがある谷めがけて滑り込む。新雪が気持ちよい。関西ではなかなか味わえない滑りである。
傾斜が弱まり谷底を進むようになると右側斜面をトラバース気味に滑ることが多くなる。結構きつい斜面なので、油断すると谷底に向けて滑ってしまう。後の修正は雪が深く大変!忠実にトラバース気味の滑降を心がける。
最後は杉林の中をジグザグに進むと、パノラマゲレンデから続く林道に出てゲレンデに滑り込む。到着したところは、駐車場の真上であった。 by kamemaro
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