6月26 日(日) メンバー:O・S・K
先々週、雨で養老ICから引き返してしまった荒城沢のリベンジである。今日は何とか天気は持ちそう。
数年前にできた丹生川ダムの左岸に流れ込む木地屋川右岸の林道を遡り、車止めまで入る。帰りの林道歩きのために靴をザックにしまい、木地師資料館跡まで林道を歩く。
ここから本流左岸にある最初の支沢に入る。出だしから緩いナメ床が続き期待をふくらませるが、最後までこの調子で退屈!!林道に出る手前で100m余り、ネマガリダケと灌木のヤブ漕ぎで「辛抱!シンボウ!」と林道に出てホッとひと一息。
林道をしばらく進み、林道と尾根の高低差が一番少ないところで、尾根を越え小さな沢に入る。この沢には、5ピッチくらいの傾斜の強いナメ滝があることがわかっているので、楽しみにネマガリダケのヤブを進む。
しかし、いくら進んでもヤブが切れない…そんなバナナ(古い!)と諦めムードで小1時間進むと、流れの先に空間が見えた。やっと着いた!早速50m2本を繋いで下りるが、ロープの先によい支点が見当たらない。しかたなく30m弱で切って、再度懸垂で下降する。沢身の両側は何処もスラブで灌木が少ない土と岩の割れ目にへばりつくように生えている。よい支点を取るにはどうしても泥壁のスラブをトラバースしなければならない。よく滑る(そりゃ!スベるワ。薄い土の下は一枚岩のスラブなんやから…)
どうにか5ピッチ目の支点を斜め下向きに生えたタニウツギの木にプル-ジクで取り、無理な体重を掛けないように慎重に下りる。最後10m余りの滝をそそのまま下りると、うまくロープ一杯で安全地帯に着いた。
その後も緩やかなスラブが続き、ひどいヤブを避けて林の中を下ると本流に出た。本流を少し下り、登りよいところから適当に右岸の林道に出る。時間は早いが、「恵比寿の湯」が待っているので軽やか?に林道を下る。
荒城沢下流部は、きれいなスラブと適当な滝、淵が続き、水遊びに最適とか??次回は水遊びに来よう!!
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