2022年3月1日火曜日

鈴鹿 御在所岳   




2月26日(土) メンバー:9名

 雪のある間にアイゼンをはいて歩いてみる。今の登山を1歩進めるために!との思いからアイゼン歩行初めての会員を含め9名で御在所岳の中道を下る。

 鈴鹿は、登山者の出発時間が年々早くなり、京都から出かけたのではほとんどの駐車場が満車になり路肩におかなければならない。路側帯の白線から少しでも出ていると駐車違反を取られる。冬場はスカイラインが通行止めとなり、路駐もままならない。

 そこで、ゴンドラの駐車場を利用することにする。ここなら有料であるが満車になることはまずない。ゴンドラの始発が9時なので、京都を7時に出発すれば十分に間に合う。それに10時頃までに山頂に着けば、素晴らしい樹氷も見ることができるかも…。

 9時前に駐車場に着くが、ゴンドラにはもう行列ができている。1両に1,2人と言う箱もあるのでゆったり行けるかと思ったら9人一緒に詰め込まれた。「密」だ!

 9時30分過ぎに山頂に着くと、見渡す限り樹氷、樹氷!それに雪が多い。初めての会員なんかは、キャーキャー…うるさいのなんの…。でも早く登れてよかった。もう1時間も経てば樹氷が水分を帯びて、白い色がくすんでくる。まずは写真撮影を終え、御在所岳の山頂を往復する。雪が多くて木の枝が道を覆う夏道は、通行できない。何回も来ているが、こんなこと初めて…。

 とりあえず山頂を踏んで、今日の目的であるアイゼンを装着した歩行をするために中道に入る。雪が多すぎて通常の道に入るまで、深い雪をトラバースする。降雪があってから登り下りする人が少なかったのか、結構なラッセルがある。

 傾斜が急になるとトレースも明瞭になり快適に下れるが、チェーンアイゼンを履いたメンバーは大変だ。アイゼンがダンゴになり全く用をなさない。スリップに注意しながら下山する。8合目の岩の上でゆっくりと昼食を摂り、キレット目指して急傾斜を下る。

 目の前キレット、中道最大の岩場、難所?とかあるが、ホールドもしっかり大きく、おまけに鎖も設置されているため怖がるメンバーもなく、みんな快適に「難所」をこなす。

 キレットを越えると雪も徐々に少なくなり、水分を含んでくる。ダンゴのチェーンアイゼンも雪がくっつくことなく歩けるようになるが、今度は柔らかい雪上では、短い爪で体重を支えることができずに滑る。チェーンアイゼンで参加したメンバーには申し訳なかったが、チェーンアイゼンは、雪の少ない林道などの凍った所ではその威力を発揮するが、やはり「登山用のアイゼンではない。」ことを、メンバー全員が理解できたと思う。

 予定より早く下山を終え、折角「湯の山温泉」に来たのだからと、温泉に浸かって冷えた身体を温めて、帰京することにする。


2022年2月15日火曜日

北八ヶ岳 天狗岳~ニュウ 




2022.2.12~13 メンバー:S.O・ S.Y・ T.K

 雪山でのテント泊を目的に鳳凰三山を目指したが、一昨日から昨日に掛け降った大雪のため、夜叉神峠までの道路が芦安村の先から通行止めになっていた。こんなこと初めて!どうすることもできず、急遽相談の結果、メンバーが登ったことがないという八ヶ岳天狗岳へ行くことにする。

 その日のうちに渋ノ湯から登り黒ユリ平にテントを張って、ツアー客などで賑わう東西天狗岳さっさと往復し中山峠まで戻ったが、天気も良いので「北八ヶ岳で唯一富士山が見られるニュウへ行こう!」と言うことになり、緩い登り下りを繰り返してニュウに到着する。天狗と違って、ここまで誰にも出合うことがなかったのも嬉しい。予想どおり遮るものがない先に富士山がどっかりと!手前の南八ヶ岳の山々が彩りを添え、実に素晴らしい。「今回のハイライト。天狗だけではつまらんかったし!」みんな晴ればれしい。

 約2時間でテント場に戻り、夕食が終われば寝る支度。20時頃から寝たものだから、いつものように一旦0時頃に目が覚める。ここからが私にとって地獄。いつものように両足の大腿部が冷たくて、冷たくて寝ることができない。右を向いたり、上を向いたり左を向いたり。しかし眠ることはできない。薄いシュラフで意地を張るより羽毛のズボンと、膝までの下着を持ってくればよかった😂。横のお二人は、寝息を立てて気持ちよさそう。

 そのうち隣のメンバーにすり寄り、足を身体にくっつけると暖かいことに気が付く。何とか落ち着き一時の睡眠を得ることができたみたいだ。何回も時計を見ては、うつらうつらしているうちに5時20分になり、急いで起床!やっと地獄から抜け出ることができた。メンバーの1人が、私に体温を取られ、「足指の先が冷たくて、冷たくて寝られなかった!」と。「それにしてはよく寝ていたで!」と。

 起きて暖かいものを口にすると身体も温もり、気力も出てくるが、今日は下山するだけ。朝日がテント場に差し込む頃、荷物をまとめて下山を始める。約50分(登り2時間10分)で車のある渋ノ湯に到着した(雪道は早くて快適!)。あとは😄!!

2022年1月31日月曜日

八ヶ岳小同心 1月22日(日)

メンバー:T.Y T.K R.Y S.Y

 天候が心配されたが、美濃戸の駐車場に着く頃には星空の快晴となる。準備を整え赤岳鉱泉目指して出発。先週、氷っていた道は雪が薄く積もり、滑らず歩きよい。この一週間に、この辺りでも積雪があったようだ。

 明るくなる頃、鉱泉に到着し、装備を装着して大同心稜を登る。何とか続いているトレースを確かめながら登るが、樹林帯を過ぎる辺りから強い風と雪に埋もれ判然としない。追いついてきた単独の方も含めて、交代でラッセルを続ける。

 大同心の基部に着き小同心へのトラバースとなるが、トレースらしきものが所々に判別できるだけで、膝くらいのラッセルが続く。雪が落ち着いておらず緊張を強いられる。

 小同心の取り付きに着いた頃は、予定の時間を少し過ぎており結構疲れもしていたが、ルートを目の前にするとモチベーションが上がってくる??…と言うのも100回以上八ヶ岳に通っているが、小同心クラックと三叉峰ルンゼをまだ登ったことがなく、今日そのひとつを登ると思うとワクワクしてくる。T.Yさんートップで、2パーティーに分けて登る。

1P ぼこぼこの岩が多く難しくはないがランニングビレーが少なく、岩の突起にスリングをかけたりしてランニングを取り、慎重に登る。狭いチムニー状を登る時、ハーケンの支点に掛けられたランニングのカラビナにどうしたことか、ザック左側ショルダーベルト末端の細いテープ部分がカラビナのゲートに入ってしまい外れない。しかたなく狭い場所で片手ずつザックを肩から外し、カラビナを外して事なきを得る。長い登山活動の中で、この時初めて狭い場所を登るときは、ランニングの位置に十分注意するか、カラビナのゲート部分が自分の方に向かないよう掛ける必要があることを学習した。ビレー点手前で一個所手前へ出っ張った個所があり、乗り越えるか、回り込む部分がポイントであったが、上がらない足を無理矢理に押し上げて乗越し、左へ回り込むとペツル3本が埋め込まれたビレー点があった。

2P 右の凹角へ戻り、大まかな岩場を登ると少しオーバーハングしたチムニー状の岩を乗越す。2~3mほどの登りであるが、慎重にアイゼンの爪を置く場所を観察してから取り付かないと、身動きが取れなくなる(右側の壁と、オーバーハングした岩の際に支点がある)。

 オーバーハングを越えると、傾斜も緩くなり2ピッチ目のビレーポイントに着く。ここから簡単な岩場10mほどで横岳に続く雪稜となり、詰めると横岳山頂基部の壁に突き当たる。一部4級弱の部分を約40mロープを伸ばすと山頂に着いた(山頂の標識は、支点として十分な強度がある)。

 富士山がキレイに輝き、ダイヤモンド富士を見るために年末に登った竜ヶ岳もよく見える。ここからは南へ赤岳、北へ硫黄岳へと縦走路が続いているが、強くなってきた風に向かって北へ硫黄岳経由で下山する。時刻は3時を過ぎているにもかかわらず、硫黄岳目指して登ってくる人が絶えない。聞くと、夕焼けの八ヶ岳連峰や南・中央アルプスを撮影するために登るとのこと。よい写真を撮ろうと思えば、それを目的に登る人がいるんだなぁと、改めて感心した。

 夕闇迫る駐車場に着き、高速のPAで夕食を摂り車中泊を決め込み、翌日のアイスギャラリーに備える。






2022年1月4日火曜日

鈴鹿 藤内壁と藤内小屋  

 2022年1月2~3日 メンバー:R.Y T.Y SY







1月2日、3日と藤内壁でアイスクライミング三昧を楽しもうと出かける。今年は寒く雪も多いので大いに期待して。

1時間余りかけて藤内沢出合まで登るが、どうも氷りのあるルンゼの状態がおかしい。どう見ても氷に厚みが感じられない。それにいつも登られているルンゼに全くラッセルの跡がない。藤内壁常連さんは、この状態では全く登っていないようだ。雪は1m近くあるので、取り付きまで谷を登るのは大変!と思い、ルンゼの上部から氷の状態を偵察するために上から下降することにする。

国見峠まで登ると、変なところから人が登ってくる。聞くと「変なところに誘導されました。」??とのこと。何のことかと国見峠から山頂に続くルートを少し進むと、ワカンを履いた2人と、それに続く3人が、ドンドン小さなピークを目指して登っている。しかしルートが間違っている。我々は正しいルートを行かなければ前尾根の上部に出ることができないので、ラッセル跡を離れ深いラッセルで左に進む。しばらく行くと谷を越える部分でトレースが谷を下っている。「そうか、ここから間違って谷へ誘導されたんか。そらしんどいわ!」と話しながら現れてきた夏道を進み、前尾根上部に移る。先に登っていたワカン組の声が右手の高い尾根から聞こえる。

前尾根を少し下り、αルンゼの詰めから50mの懸垂3回で、ちょうど取り付きまで下降する。途中のF3、F2、F1は、全く氷が発達しておらず、足を蹴り込めばズボッと氷の中に入り込む。こりゃダメだ…何とか登れないことはないが、面白くない。取り付きからは下りのラッセルなのでそんなに苦労はないが、岩の間に落ち込まないよう神経を使う。下りに見た前壁は繋がってはいるがスクリューをねじ込むだけの厚みはないようだ。トップロープなら楽しめるがリード(できなければ面白くない)は無理なようだ。意気消沈しながら宿泊を予約してある藤内小屋に入る。

明けて3日、「どないしょう?」と3人で相談するが、「折角正月だし、小屋の餅つきを手伝おう!」と言うことになり、8時頃から大勢の人と一緒に餅つきと、食べることに精を出す。おかげで新たな出会いもでき、藤内壁が近くなったように感じられた。

今年は、氷が発達する前にたくさんの雪が降り、雪が氷の布団変わりとなって風が当たらないため、大きく発達していない。同じような状況が八ヶ岳でも見られるとのこと。残念!昨年も一昨年も十分な氷の発達が見られなかったが…少し雪が溶けて水が流れ、冷たい風が吹くと2月初め頃には氷るかも知れない…希望的観測!です。  

2021年12月19日日曜日

播磨アルプス 山神社の岩場



 12月19日(日) メンバー:S,S,R,Tの4人

 冬型で寒気が入っているときは、この岩場に限る。瀬戸内の気候は京都近郊とは比べものにならない。日当たりが良くて暖かく風が弱い…そして比較的簡単☺と言うことで山神社の岩場へ。

 トップで2本登ってトップロープを設定。準じ登り返し楽しむ。最後に10bを登るが、身体の動きが堅い。怪我で5か月ぶりなので仕方がないか(^^;)?パートナーの一人は、最初は苦労をしていたが、2度目はスイスイ。悔しいが、サボっていたツケが来たようだ。

 随分登ってから、他の楽しみの一つ、牡蠣を求めて移動。一番近い道の駅で牡蠣を堪能して帰路に着く。

 同行者の皆んなから送られてきた写真を見てガックリ!バランスがなってない。カッコ悪る。






痛いところを早く治して、ガンバろう…いや、治すために登ろう!! 記.SY

2021年12月14日火曜日

大峰 七曜岳~行者還岳(往復)




 12月12日(日) メンバー:SY・TK

 早朝、亀岡を出発してR169から右折して行者還林道に入る。するとすぐに分岐となり、左に折れると通行止めの頑丈なフェンスに突き当たる。見てみると「12月10日より4月8日まで通行止」とある。しかたなくフェンス手前の林道新田線を直進する。この林道が、水太谷の二俣辺りで和佐又から七曜岳に続く登山道に近づくことを確認して進む。

 二俣の林道脇に駐車して水太谷へ入ると、ヤッパリ登山道がある。それも昨年か今年に整備されている。気をよくして登ると水量の多いキレイな滝に出合う。「簾滝」と言うらしいが、谷が短い割に水量が多い。少し登り水源を見ると岩の間から吹き出している。地下の水路がここまで続いているらしい。この中に入って行けたら大きな鍾乳洞があるかも知れない。石灰岩地帯にはこのような場所が結構ある。

 ここで和佐又からの登山道に出合い、つづら折れの道を登る。何年か前この道を登ったが、記憶と全く違っている…と言うより記憶がないのか?

 大峰主稜線に登り着き、行者還岳に行く前に少し北に離れた所にある七曜岳に登る。すぐに引き返し、今度は南に約2㎞離れた行者還岳を目指す。冬枯れの主稜は、明るく気持ちの良い稜線であるが、風がきつい。

 予定よりも随分早く行者還岳に着く。山頂は灌木に囲まれており展望はほとんどきかない。西に延びる尾根が天川方面への下降路にならないか、少し偵察してから元来た道を折り返す。前線が通過したのか強い西寄りの風が冷たい。主稜線を離れ少し下ったところで日向ぼっこをしながら昼食を摂る。

 後は傾斜はきついが明瞭な道を進み、車に戻る。今年はみんなで来ることができなかったが、来年は新緑の頃に例会計画を入れますので、お楽しみに!



2021年11月23日火曜日

妙義山 星穴尾根 11月20~21日



  裏妙義の国民宿舎跡の駐車場で一夜を明かし、夜明け前にテント場を出発。30分余り歩いて、女阪登山口から分かれて星穴岳に続く尾根に取り付く。
 最初は、歩きやすい尾根筋を行くが、P1まで来ると正面に岩場が現れ、右側のコケで滑りそうな岩場に、錆び付いて細くなった鎖が、これまた腐りかけた細引きにぶら下がっている。ルートは、この部分にしか取れないので、ロープで確保し騙しだまし鎖に力をかけないように登る。この尾根はこんな岩場の登りが山頂まで続く。
 P2も右側にルートがあり、同じように登ると細い尾根に出る。尾根の突き当たりは壁になっており、右側に巻けそうではあるが怪しい。左下に踏み跡らしきものがあるので、少し戻りよく見ると細い踏み跡が、小さな左の尾根に続いている。踏み跡が行き詰まると、左へ懸垂下降で下り、P2.3間のコルに上がる。
 P3は、大きな岩峰で尾根筋をかなり登り、左へ斜めに懸垂で下る。降りた所からは、壁を巻くように狭いバンドが続いている。困難さはないが、足下は100m近くの空間である。4人が立っている場所がない。すぐにトップがバンドのトラバースにかかる。バンドが終わると10mほどの斜面になる。落ち葉で足下が見えず、滑って怖い場所であった。尾根に乗ると星穴沢への下降用のスリングが、コルにある立木に残置されていた。
 下降点と下部を確認してから星穴岳を目指して進む。左へ短いトラバースをすれば、山頂直下の尾根へ登ることが出来る10m位の岩場が待っていた。誰もが登り下りをするのか、立木や草付きはすべて落ちてしまい、丸い丸いツルツルの岩がむき出しになっている。右端の狭いクラックをYさんが登るが、底の柔らかい靴で手こずっている。左端にかかっていた、古い古いロープを補助を使い何とか登り切る。後の3人は、上から確保され、古いロープにプル-ジクでアブミを作って乗り切る。
 登り切った尾根からは、3級程度の岩登り約10mで山頂の一角に立つことが出来た。山頂は、南北に細長く3方は、ストンと落ちている。横幅は、写真を撮ろうと橫に並ぼうとするが、2人分しか幅がない狭い山頂であった。記念写真を入れ替わり撮ってから、山頂を後に、懸垂で一気に岩場の下まで降りる。ここからスリップに注意しながら山頂とP3の間のコルまで戻り、40m位の懸垂3回と25mの懸垂1回で安全地帯まで下るが、落ち葉の雪崩で足下が全く見えず、岩の隙間にはまったり悪戦苦闘であった。
 傾斜が緩くなり金洞沢と合流すると右岸に渡り、まもなくすると女坂道と合流する。テント場に戻ると、消防車やパトカーが停車しており、正午頃にもヘリコプターも飛んできたので、聞くとやはり裏妙義で事故があったようだ。
 妙義山は、転倒したり足を踏み抜いたりすれば、転落は免れない山であるため、最後まで気が抜けない怖い山である。

北ア 上高地~槍ヶ岳~双六池~ワサビ平

23年 8月4日(金)~6日(日) メンバー:S.F  S.N  T.S  E.M  K.M  M.H  S.Y 4日 平湯からうまく1台のタクシーで上高地入りする。まだ観光客が出ていない時間なのでよく空いていて、気持ちが良い。木洩れ日の中、槍ヶ岳目指して出発。         ...